パフォーマンスを最大化させるために必要な水分補給について
皆さんはサッカーをしている時にこまめに水分補給していますか?
サッカー以外の場面でもこまめに水分補給することを意識していますか?
サッカーの時はできていても、普段の生活から意識している人は少ないのではないでしょうか。
そもそも水分補給って大事なの?
水分の役割
- 体温の調節を行う
- 血液を循環し、老廃物などをろ過する
- 血液中の栄養を運んでいる
みなさん(子ども)の身体の70%は水分でできています。そのためスポーツをする上で水分補給を上手くできる人、できない人ではパフォーマンスに大きな差が生まれます。もちろんサッカーも一緒です。
プレー中に汗として体外に排出される水分を素早く補い、体内の水分量を一定数保たねければなりません。
体内の水分が不足すると様々なトラブルを引き起す原因となり、熱中症や脱水症状などは水分不足が引き起こす危険な状態です。「喉が渇いたな」と思ったときには、すでに体内の水が不足しているという危険信号です。こまめな水分補給を心がけましょう!
こまめな水分補給で周りと差をつけよう!
サッカーを上達するためには、たくさん練習することが必要です。
水分補給で周りの選手にパフォーマンスで差をつけることってできるの?
知識を付け意識するだけで簡単にできます。特にジュニア世代は!
それでは簡単にその理由を説明していきます。
小学生(ジュニア 世代)で水分補給の知識に長け、こまめな水分補給を意識できている人は周りにいますか?稀にいるかも知れませんが、ほとんどの人が意識できていません。知識がないから意識することができないのです。ただそれは子ども達が悪いわけではなく、コーチは「こまめに水分を取りなさい」とだけ言い、なぜそれが必要なのか分からずに休憩の際にいっぱい飲んでしまったり、少なくて熱中症になったり、普段の生活で意識しなくなってしまうのです。
しかし高校生(ユース世代)なると水分補給への知識と重要性に気付き(授業や経験から)自然とできるようになってきます。
それまでの中学生(ジュニアユース世代)まではほとんどの人ができていないため、水分補給の重要性に気付き、知識を付け意識的に取り組むことで周りの選手より持っている最大のパフォーマンスを発揮できるのです。今この記事を読み終えたときから始めましょう!一気に水分を取り過ぎて、お腹の中がチャポチャポの状態で試合に望むことから卒業しましょう!
こまめに水分を取るをとるために
ジュニア 世代ではこれを一番に意識しましょう。
先ほどからお伝えしておりますが、喉が乾いた時に一気飲みをしてしまいお腹を壊したり、チャポチャポになり動きが鈍くなってしまっている子をよく見ます。その状態では100%のプレーなど到底できませんよね。
point:1回200ml前後の水分をこまめに取ること!!
「喉が乾いた」と実感しないと水分を取ろうとならないのもわかりますが、その時はすでに水分がかなり減っている状況です。気づく前に先取っておくことで、一気飲みを防ぐことができます。練習中や休憩時に必ず、試合中は飲めるタイミングでは喉が乾いていなくても、水分を取ることを意識しましょう!またサッカー以外でも家にいる時、出かけている時も同じように、30分〜1時間に1回はとりましょう。
1日に必要な水分量の計算として、小学生の場合1kg60ml〜80mlです。
そのため体重✖️60〜80mlの水分を取るようにしましょう。
ただ食事で約0.8L〜1L程度取れるとされているので、足らない部分は水またはお茶で補いましょう。
普段から身体を水分でうるわせておくことが大事になります。
なにを飲むべきか
普段サッカー以外では水もしくはお茶を飲みましょう。また1時間半程度の練習であれば水かお茶で十分です。
それ以上の長時間練習や試合だと、水、お茶に加えてスポーツドリンクを持ち合わせるといいでしょう。
また市販のスポーツドリンクは甘すぎるため、2〜3倍に薄めることをお勧めします。
スポーツドリンクはミネラルやビタミン、糖質の補給ができるので、試合の時間帯などで食事が不十分の時にもお勧めです。
ただし、カロリーオフのスポーツドリンクだと糖質が入っていないのでご注意を!
炭酸飲料は飲んでいいのか
子どもで炭酸飲料が好きな子は多いですよね。もちろん飲まないのが一番ですが、炭酸が好きな人に全く飲むなと言いません。休みの日など自分へのご褒美として飲むのは結構です。しかしサッカー前に飲むのは厳禁です。炭酸がお腹に溜まって動けなくなります。また夜ご飯前に飲んで、炭酸でお腹が膨れて、ご飯が食べれないというのはなくしましょう。
- こまめな水分補給(1回で200ml)
- 体重✖️60ml~80mlの水分量を欠かさずにとることを意識する
- 基本はお茶か水。試合や長時間練習ではスポーツドリンクで水分補給を行う(甘過ぎ注意!)
- 炭酸飲料の飲み過ぎ注意、タイミングは間違えない!
上記4点を意識できれば少年サッカーとしては十分だと考えられます。
皆さん明日から意識して取り組むようにしましょう!
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